日銀、量的緩和解除を決定。
量的緩和とは
一般に金融政策は、金利の上げ下げによって行われます。日本は景気を回復させる為に金利を下げていきました。しかし金利0%という究極の金利まで下げてしまったので、これ以上金利を下げる事による金融政策ができなくなりました。そこで金利ではなくお金の流通量をコントロールするという手段「量的緩和」を実行しました。そして今日、景気がある程度回復してきたと判断し「量的緩和」を解除したのです。
金利は上がるか
今後は景気の回復具合を見ながら一般的な金利の上げ下げによる金融政策を行っていく事になります。金融機関は金あまりで預金金利を上げてまでお金を集めようとする必要がないとといわれています。また国も借金をたくさんしているので、低い金利を望んでいます。深い読みをできるほど詳しくはないので、無難な読みでは「急激に金利が上がる事はないが、ゆっくり上昇してゆく」と思います。
住宅ローンは短期か長期か
将来に渡って確実な資金繰りが計算でき、金利上昇を心配する必要がないのは、35年全期間固定タイプの住宅ローンです。
低い金利がまだ10年くらい続くと読む人で、借り入れから10年までの間に繰り上げ返済を十分見込める人は、短期固定金利でも良いでしょう。金利が上昇しても残高が少なければ極端に負担が増える事がないからです。繰り上げ返済を見込めない方にはオススメしません。
3月 9 2006
日銀、量的緩和解除を決定
日銀、量的緩和解除を決定。
量的緩和とは
一般に金融政策は、金利の上げ下げによって行われます。日本は景気を回復させる為に金利を下げていきました。しかし金利0%という究極の金利まで下げてしまったので、これ以上金利を下げる事による金融政策ができなくなりました。そこで金利ではなくお金の流通量をコントロールするという手段「量的緩和」を実行しました。そして今日、景気がある程度回復してきたと判断し「量的緩和」を解除したのです。
金利は上がるか
今後は景気の回復具合を見ながら一般的な金利の上げ下げによる金融政策を行っていく事になります。金融機関は金あまりで預金金利を上げてまでお金を集めようとする必要がないとといわれています。また国も借金をたくさんしているので、低い金利を望んでいます。深い読みをできるほど詳しくはないので、無難な読みでは「急激に金利が上がる事はないが、ゆっくり上昇してゆく」と思います。
住宅ローンは短期か長期か
将来に渡って確実な資金繰りが計算でき、金利上昇を心配する必要がないのは、35年全期間固定タイプの住宅ローンです。
低い金利がまだ10年くらい続くと読む人で、借り入れから10年までの間に繰り上げ返済を十分見込める人は、短期固定金利でも良いでしょう。金利が上昇しても残高が少なければ極端に負担が増える事がないからです。繰り上げ返済を見込めない方にはオススメしません。
By uk • 住宅