村上龍の「13歳のハローワーク」

13歳のハローワークの表紙13歳のハローワークが売れているようです。この本は513種の職業紹介と仕事をとりまく現実が分かる書き下ろしのエッセイ。村上龍さん、あの金で何が買えたか—史上最大のむだづかい‘91〜‘01おじいさんは山へ金儲けになど面白い本を書いていますね。

「いい学校を出ていい会社に入れば安心」という時代は終わりました。13歳から大人まで、自分の本当に好きなことをもう一度よく考えて仕事を選ぼう!

確かに「いい会社に入るためにいい学校を出る」というのが従来の考え方でした。でも今後は「いい仕事をするためにその能力を身につけられる学校に入る」という事でしょうか。

「(2)アートと表現 その3 文章が好き」より

作家

13歳から「作家になりたいんですが」と相談を受けたら、「作家は人に残された最後の職業で、本当になろうと思えばいつでもなれるので、とりあえず今は他のことに目を向けたほうがいいですよ」とアドバイスすべきだろう。

作家になった人は他の職業を経験している人の方が多いそうです。