宮本が抗議した対ヨルダンPK戦「重慶の奇跡」の事実

「重慶の奇跡」に関するいくつかの記事を集めてみました。時間が経てばもっと真実が分かってくるでしょう。「重慶の奇跡」とはアジアカップ CHINA 2004において日本代表がPK戦の末勝利した試合における出来事です。PK戦の途中でサイドを変更する非常にまれなケースでした。

決められたエンドのピッチ状態が悪く、コイントスの後で宮本が変更を要求したが主審が拒否。

川口が奇跡呼んだ!日本PK劇(スポニチ)より

「ピッチ状態が悪いから変えてほしい…と。PK戦の前に言ったら、そのときは認められなかったんだけどね。相手の2人目が蹴ってから、言うべきだったかな」

俊輔“ホームラン”から逆転、ジーコも「PKトラウマ」払拭(サンスポ)より

蹴りづらいピッチで行われるのはフェアではないと思い、逆サイドでもできると主審に提案した。

「足場が悪かったので逆サイドへの移動を提案」宮本恒靖=サッカー日本代表(スポーツナビ)より

しかし私は、PK戦のサイドを主審に変更させるという荒業をやってのけたキャプテン宮本を、今日の勝利の陰の殊勲者であると考える。

日々是亜洲杯2004消耗戦の末の勝利(7月31日@重慶、雨のち曇り)(スポナビ)より

向こうのふたり目が蹴り終わってから移動してくれるかと思いきや、アレの次から向こうでやることになって慌てて「それはおかしい」って言いに行ったけど、もう主審は興奮してしまってて聞く耳をもってくれへんかった。

さよなら重慶(宮本公式サイト)より

じき2004年のアジアカップのDVDも発売されると思います。